プロコン体験記
2020年10月10、11日に行われた第31回全国高等専門学校プログラミングコンテストに参加しました
今年の高専プロコン
今年の高専プロコンはコロナの影響で例年とは色々異なる大会になりました。
具体的には
- 苫小牧での現地開催が中止になりオンラインでの開催
- 競技部門の中止
- 自由部門、課題部門の予選通過チームが半分の10チームに
- 協賛企業無し
- プレゼンテーション等が事前録画を提出する方式に
どれもショッキングな内容ですが、個人的にオンライン開催が一番ショッキングでした。私は1年の頃からプロコンで現地に行っているのですが、鳥羽大会で初めて近畿地方に行って、大島大会で初めて中国地方に、阿南大会で初めて四国、都城大会で(ry
といった感じにプロコンのおかげで初めて行く地方に行けていたので北海道にも行ったことも無い私はプロコンのモチベの一部となっていました。
開発
ヨクミテネ−重症心身障害者向け視線入力導入支援システム− というシステムを開発しました。重症心身障害者に簡単なルールのゲームを視線入力でプレイしてもらって、ゲーム中画面のどのあたりをどの程度見ていたかなどを記録して、今後の視線入力の導入に役立ててもらおうというシステムです。
ゲームで得点を獲得すると振動するデバイスも作成しました。
このデバイスのガワの部分はFusion360で上と下に分けてモデリングし、アイーナにあるファブテラスいわてさんでプリントしてもらいました。
今回は本選で事前にプレゼンテーションとデモンストレーション動画を提出する必要があったので、「プロコン前日まで開発する」みたいなことが起こらずに済んで気持ち的に非常に楽でした。開発も順調に進んでプレゼンテーション動画提出までに2回ほど実際に使用してもらう機会があり、改良したことをプレゼンテーション動画にも組み込めました。
感想
今回4回目の本選出場で初めてリーダをしましたが、過去一で上手くプロジェクトが進められたと思っています。
3Dプリントしてくださったファブテラスいわてさんありがとうございました。3ファブテラスいわてさんが無かったらほぼ詰んでました。